癌と化学療法 vol.40 Supplement 2

癌と化学療法 vol.40 Supplement 2

目次

特集 第24回 日本在宅医療学会学術集会

巻頭言 病院を出よう:在宅医療ができること―第24回日本在宅医療学会学術集会を終えて―
森本昌宏
在宅療養薬剤師支援研修会の評価と薬剤師の意識変化
廣谷芳彦ほか
カペシタビンを含む外来化学療法における手足症候群の検討―服薬記録・症状チェックシートを用いて―
山極恒平ほか
外来緩和ケアチーム介入によるがん終末期患者の在宅緩和ケア移行推進
白石 好ほか
外来がん化学療法を受ける患者・家族に対する支援再開の時期とMSC看護師の役割
丹下みつるほか
在宅がん終末期患者の「急変死亡」についての検討
鈴木道明ほか
かかりつけ薬局として―在宅医療への参加
倉本珠江ほか
在宅緩和ケア継続のための脳SPECTの有用性―老年期の認知症,その他疾患との鑑別において―
高柳英夫
高齢者住宅・施設の糖尿病患者における糖尿病治療法の種類・経過と高血圧症や認知症の合併頻度の検討
近藤精二ほか
がん治療中の退院,転院支援,調整を行う際,障壁となる問題―うつ状態の時,精神腫瘍医の立場から(第四報)―
高柳英夫ほか
新設緩和ケア病棟における在宅療養患者の入院動向および今後の課題
佐藤晶子ほか
脊椎転移を契機に肺癌と診断され脊髄麻痺を来した3症例―症状コントロール,ケア,在宅調整について―
磯野永依ほか
在宅看取りにおける協力病院の役割
渡辺剛ほか
他医療機関から紹介された終末期癌患者の在宅緩和医療
沖野 孝ほか
在宅ケアに苦渋した若年末期がんの1症例
井上彰子ほか
死亡診断時の医師の立ち振る舞いについてのマニュアル作成の意義
日下部明彦ほか
医師会における医療連携のアンケートを実施して
緑川靖彦
在宅療養支援診療所の視点で考えた在宅医療の継続に必要な条件の検討
秋山明子ほか
医療追求型の介護家族に関する考察―医療追求の要因および対応の工夫
大原宏夫ほか
在宅療養継続高齢者の追跡調査
大島浩子ほか
看取りの場の視点から分析した東京都在宅療養支援診療所の活動状況
塚田千尋ほか
脳内出血患者の急性期病院における在宅復帰をめざして―退院調整看護師と患者家族としての立場から学んだこと―
和口秀子ほか
退院調整看護師が認知症高齢者の栄養管理の選択からかかわった退院調整の1例
田中優子ほか
退院時栄養治療実施計画書兼栄養治療実施報告書は退院時栄養管理サマリーの代用となっているか?
日髙久美ほか
本人の希望に沿った実効性のある在宅経腸栄養を関係者の連携で実施できた軽度認知症の1症例
松岡美緒ほか
亜セレン酸院内製剤投与の増量中に血中および毛髪中セレン濃度が測定し得た長期HPNの2例
鷲澤尚宏ほか