癌と化学療法 vol.45 Supplement 1

癌と化学療法 vol.45 Supplement 1

目次

巻頭言

病気を診る,人を診る,家を診る,地域を診る―第28回日本在宅医療学会学術集会を振り返って―
飯島勝矢

特集

第28回日本在宅医療学会学術集会
在宅緩和ケアにおけるエンドオブライフに向けた自己(意思)決定支援
吉澤明孝ほか
在宅医療における化学療法中止および差し控えの終末期生活への影響について―全国在宅医へのアンケート調査の中間報告―
柵山年和ほか
特別養護老人ホームに勤務する介護士にシミュレーション教育を用いた褥瘡予防対策の効果
古川智恵
訪問言語聴覚士の摂食嚥下に関する業務と課題
小島 香ほか
在宅で診る心不全―1症例をとおして―
遠山治彦
認知症のタイプと高血圧症,糖尿病,骨折の合併頻度の検討
近藤精二ほか
GISを用いた訪問看護ステーション勢力圏における地域特徴の把握
堀池 諒ほか
人口推計に基づいた能登地域における訪問介護・通所介護事業所の立地数に関する検討―地理情報システムを活用した分析―
板谷智也ほか
病院薬剤師による訪問薬剤指導の現状と課題
中村ますみほか
在宅療養支援診療所でのPBPM導入とその効果
今城宏文ほか
施設入所者の処方減薬の取り組みと実績
三谷徳昭ほか
諸外国の在宅医療に対する薬剤師のかかわりと医療制度国際比較の一考察
奥田徳子
緊急入院後48時間以内に死亡した症例の検討
川田和弘ほか
在宅から緩和ケア病棟に入院し1週間以内で死亡した症例の検討
佐野広美ほか
がん終末期患者の在宅移行時から終末期までの退院調整看護師と訪問看護師との連携の実態からみえたこと
金野聡美ほか
三重県の在宅療養支援診療所の7年間の活動状況と地域差に関する検討
松川真葵ほか
在宅医療推進のために多職種連携をめざして
緑川靖彦ほか
「越谷市医療と介護の連携窓口」の活動報告と今後の展望について
野上めぐみほか
在宅療養者のための公助,自助,共助のバランスのとれた災害の備え
畑 吉節未ほか
在宅療養者の自助力を高め災害に備える訓練のデザインと成果の検討―療養者・家族とともに進めた防災訓練の振り返り―
白井佳代ほか
在宅で終末期患者を支えるチーム連携―退院当日のサービス担当者会議のあり方を考える―
荻原美代子ほか
乳がん骨転移による難治性疼痛に対してオキシコドンとタペンタドールの併用療法が有効であった1例
松浦哲也ほか
人口減少社会において存続可能な終末期医療に関する一考察
奥田徳子
Cancer Disease Trajectoryと芸術アウトリーチ支援活動
大城久子ほか
訪問薬剤管理指導を必要とする小児科患者の在宅療育状況と薬剤師の役割
川名三知代ほか
アカシジアに対してフェンタニルクエン酸塩舌下錠が症状緩和に有効であった1例
結束貴臣ほか
入院中に睡眠障害を有したがん患者に合併したせん妄に対するSuvorexantの有用性の検討
結束貴臣ほか
口腔癌に対する超選択的動注化学放射線療法治療後のオピオイド中止が可能な患者因子の検討―後方視的研究―
結束貴臣ほか
A病院におけるがん患者指導管理料2算定の現状と課題―在宅療養における治療中のつらさと患者の思いに焦点を当て―
新海尚子
食道癌術症例における在宅療養1年間での栄養指標と体重減少の関係性の検討
松岡美緒ほか
局所進行口腔癌に対する超選択的動注化学放射線療法後の胃瘻抜去が可能な患者因子の検討―後方視的研究―
本多 靖ほか
埋め込み型中心静脈ポート感染14例の検討
酒井俊彦ほか
持続皮下注射法による進行再発がん・非がん疾患のエンドオブライフ期在宅緩和ケア
大城辰雄ほか

アナウンスメント

第39回 癌免疫外科研究会
第40回 日本癌局所療法研究会
第31回 日本バイオセラピィ学会学術集会
日本頭頸部癌学会 第9回教育セミナー