目次
総説
BRAF変異がんの治療戦略
高橋 雅信
特集
地域におけるがんゲノム医療提供体制の整備
がんゲノム医療中核拠点病院の立場から―広域ながんゲノム医療の提供体制の構築―
武藤 学ほか
がんゲノム医療中核拠点病院の立場から―九州大学病院の取り組み―
伊東 守ほか
東北地方におけるがんゲノム医療の整備―がんゲノム医療中核拠点・東北大学病院の活動―
石岡千加史
北海道におけるがんゲノム医療提供体制の整備―がんゲノム医療中核拠点病院の立場から―
木下 一郎ほか
Current Organ Topics
Head and Neck Tumor頭頸部腫瘍診断・治療に向けた新技術の展開
総括
折舘 伸彦
Ⅰ．頭頸部癌における免疫組織化学バイオマーカーの現状と多重免疫染色の応用
辻川 敬裕ほか
Ⅱ．口腔がん領域における人工知能導入の可能性
川村 晃平ほか
Ⅲ．p53変異による癌関連神経の再プログラミング
高橋 秀聡ほか
Ⅳ．頭頸部がんクリニカルシーケンスの現状と課題
安藤 瑞生
Ⅴ．腫瘍関連マクロファージを標的とした新規癌免疫療法
髙橋 秀行
特別寄稿
Primary Androgen-Depletion Therapy Prevails Not Only for Metastatic but Also for Nonmetastatic Hormone-Naïve Prostate Cancer in Japan―Recent Trends and Efficacy
小野澤瑞樹ほか
Use of Ibrutinib in 10 Patients with Treatment-Naïve or Relapsed/Refractory Chronic Lymphocytic Leukemia/Small Lymphocytic Lymphoma in Real-World Clinical Practice―A Report from a Single Medical Institution
関口 康宣ほか
医事
閉鎖式薬物移送システムの適用範囲拡大に伴い投与器具および個人防護具が医療材料費に与えた影響
橋本 浩季ほか
薬事
光触媒を利用した抗がん薬分解フィルムの開発
山田 紘嗣ほか
インフューザーポンプを使用したフルオロウラシル持続投与後の抗がん剤曝露を考慮した抜針手技の確立
降簱 聖子ほか
トラスツズマブの先行バイオ医薬品とバイオ後続品の治療学的安全性の比較
龍田 涼佑ほか
症例
術前化学療法後に軟骨化生が顕在化した化学療法抵抗性の乳癌の1例
小西 和哉ほか
炎症性乳癌型再発との鑑別に苦慮した放射線性皮膚炎リコール現象の1例
寺川 裕史ほか
胃癌術後化学療法中に発症した肺結核に対し抗癌剤と抗結核薬の同時併用治療を行った1例
中島 高広ほか
ガンマナイフ治療とNivolumabが奏効した低分化型胃癌脳転移の1例
山本 紘輝ほか
当院で経験した大腸髄様癌3例の検討
森本裕美子ほか
大腸癌の化学療法後に発症した11q23異常を伴う治療関連急性骨髄性白血病
斉藤 誠ほか
パゾパニブ投与中に発症した気胸の治療経験
菅野 直人ほか
原発不明癌加療中に腸管気腫症を呈し漿液性腺癌の診断に至った1症例
森岡 咲耶ほか
漢方の追加投与が癌の制御と抗癌剤の副作用の軽減に寄与した3症例
加藤 隆佑ほか
アナウンスメント
第91回 日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会
第44回 日本癌局所療法研究会
第43回 癌免疫外科研究会
第34回 日本バイオセラピィ学会学術集会
埼玉県立大学研究開発センター プロジェクト研究
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