目次
総説
がん患者の痛みのスクリーニングとその対策
的場元弘
特集
術前化学療法における予後の向上
乳癌サブタイプ別の術前化学療法の意義
林 直輝ほか
胃癌に対する術前補助化学療法
吉川貴己ほか
食道癌に対する補助療法―集学的外科治療における術前補助療法―
大幸宏幸ほか
膵癌に対する術前化学放射線療法
本間祐樹ほか
Current Organ Topics
Liver, Pancreas, Biliary Tract Cancer 肝・胆・膵 癌肝両葉多発の転移性肝がんに対する肝切除戦略
総括
宮崎 勝
Ⅰ．術前門脈塞栓術を用いた肝切除
大道清彦ほか
Ⅱ．スタンダード二期的肝切除
今村一歩ほか
Ⅲ．ALPPS Up to Date
酒井 望ほか
原著
多変量解析によるトリプルネガティブ乳癌に対する術後補助療法の有用性に関する検討
仁尾義則ほか
進行再発胃癌に対するRamucirumab治療例の検討―Ramucirumab単独療法とPaclitaxel＋Ramucirumab療法の比較―
木村 豊ほか
再発卵巣がん患者に対するBevacizumab投与例の後方視的検討
堀 謙輔ほか
薬事
切除不能進行・再発大腸がん患者におけるSOXおよびCOXレジメンの科学的な選択と評価―臨床判断分析による薬剤経済評価―
永瀬怜司ほか
症例
術前化学療法でHER2が陰転化したが再発に対しTrastuzumabが著効した胃癌の1例
堀井伸利ほか
Trastuzumab＋Capecitabine＋Cisplatin療法が奏効した肝転移を伴うHER2陽性進行胃癌の1例
久賀祥男ほか
集学的治療により長期生存を得られた胃癌同時性多発肝転移の1例
清田誠志ほか
Late LineでEthinylestradiolおよびEverolimusが有効であった閉経後ホルモン陽性再発乳癌の1例
松岡 綾ほか
Hydroxycarbamide投与中に急激な胸水貯留を来した骨髄線維化を伴う慢性骨髄単球性白血病
角南義孝ほか
抗HER2＋AC＋Paclitaxel治療により病理学的完全奏効を得た原発不明腺癌腋窩リンパ節転移の1例
島 正太郎ほか
特別寄稿 第37回 癌免疫外科研究会
Fulvestrantが長期に奏効している乳癌多発転移症例治療経過中のIndoleamine 2,3-Dioxygenaseの発現について
櫻井健一ほか
金ナノ粒子を用いた新規HER2標的抗体療法
久保田哲史ほか
HER2陽性Siewert分類TypeⅠ食道胃接合部腺癌に対して術前化学療法後根治切除を施行した1例
中島哲史ほか
胃癌・大腸癌周術期におけるNeutrophil Lymphocyte Ratio（NLR）の意義
佐川まさのほか
乳癌化学療法時の肥満とリンパ球の関連性についての検討
安達慶太ほか
トリプルネガティブ乳がんに対する混合ペプチドワクチン（KRM-19）療法の臨床的検討
唐 宇飛ほか
進行癌60例に対するWT1 ClassⅠ＋WT1 ClassⅡペプチドパルス樹状細胞がんワクチン療法の有用性の検討
加藤洋一
Low-Dose LV/5-FU療法による補助化学療法を長期間施行し術後10年後に再発したStage Ⅳ大腸癌の1例
吉松和彦ほか
放射線化学療法後に鏡視下経裂孔的食道切除を施行した食道癌の1例
川田純司ほか
同時性進行食道・胃重複癌に対しDCS療法および放射線化学療法による集学的治療が奏効した1例
神尾一樹ほか
高齢者におけるpT3以深StageⅡ/Ⅲ大腸癌の予後因子の検討
岡山幸代ほか
膵切除前後の膵内分泌機能の変化
肱川 健ほか
免疫チェックポイント阻害薬の投与（メラノーマと肺癌を除いて)
武田 力ほか
乳癌の手術術式による免疫学的侵襲の差異について
平野智寛ほか
胃癌術後縫合不全に対する内視鏡の有効性
山田正法ほか
腹腔鏡補助下幽門保存胃切除術症例の短期成績の検討
川田純司ほか
局所進行乳癌におけるMohsペースト使用時のIAPの変化について
平野智寛ほか
長期（6年）生存中の胃癌術後小脳転移の1例
前澤幸男ほか
自己免疫性膵炎の経過観察中に発症した膵癌の1例
青山 徹ほか
再発部位に抗癌剤治療効果の違いを認めたPagetoid Spreadを伴う早期肛門管癌の1例
吉松和彦ほか
囊胞内乳頭腫と囊胞内癌におけるIndoleamine 2,3-Dioxygenaseの発現について
櫻井健一ほか
高齢者胃癌におけるミスマッチ修復蛋白発現欠失の頻度と特徴
近 範泰ほか
大腸癌における血清p53抗体値測定の臨床的意義
横溝 肇ほか
アナウンスメント
第29回 日本バイオセラピィ学会学術集会総会
第38回 癌免疫外科研究会
第39回 日本癌局所療法研究会
第28回 日本在宅医療学会学術集会
