目次
特集 第23回 日本在宅医療学会学術集会
巻頭言
柵山 年和
在宅導入や終末期の看取りに向けた意思決定の障壁を克服するために病院が果たすべき役割―End-Of-Life Care Teamの活動からみえてくるもの―
西川 満則ほか
在宅ケアにおける「家庭機能評価」の検討
宮森 正ほか
在宅医療のIT化についてiPadを用いた患者情報共有における当院の試み―在宅医療ネットワークの構築をめざして―
森嶌 淳友ほか
おひさまシステムを用いた地域医療連携の報告―患者情報―ITによる地域共有化をめざして―
岡村 新一ほか
電子カルテ稼働自治体急性期病院でのIT活用による診療情報の地域共有化の試み
飯島 正平ほか
在宅医療へスムーズな移行をめざした医療連携
市原 利晃ほか
栄養管理における地域連携とNSTネットワーク構築への10年間の取り組み
井端 剛ほか
終末期癌患者の在宅医療を支援する病院と診療所の良好な連携構築―緩和ケア提供に関するアンケート実施による対応力把握の有用性―
髙橋 修ほか
在宅療養者の薬に関する諸問題
岩間 創ほか
訪問看護における診療報酬・介護報酬の同時改定について
佐藤美穂子
在宅ホスピス緩和ケアにおける高齢者問題
渡辺 剛ほか
腹水緩和における腹水濾過濃縮再静注法(CART)の在宅での有用性
吉澤 明孝ほか
地域がん診療連携拠点病院におけるがん在宅医療と地域連携の現況
沖野 孝ほか
当院ホスピス病棟の運用システム―在宅療養を支えるには―
日下部明彦ほか
退院・居宅支援におけるMSC看護師の役割について―2010年度の活動分析より―
丹下みつるほか
ITを用いた双方向性ケアシステムによるアルツハイマー型認知症患者服薬管理支援
坂田 吉史ほか
在宅医療の質評価尺度(HCSC-J)の有用性に関する検討
秋山 明子ほか
在宅医療推進における円滑な情報共有システムを導入した新たな多職種連携の試み―千葉県柏市における在宅医療の推進―
飯島 勝矢ほか
皮膚疾患により課題であった刺入部管理対策としてブロビアックカテーテルを留置し在宅退院となった症例
土井 聖子ほか
在宅でフェンタニル製剤から塩酸モルヒネ持続皮下注射へ換算量よりも少量のオピオイドローテーションにより長期在宅症状管理が可能であった2症例
佐藤 将之ほか
硬膜外カテーテル/皮下ポート在宅管理中にMRSA敗血症を来し,在宅ケアを中止したstageⅣb期膵癌の1症例
木下 翔司ほか
日本バプテスト病院におけるホスピス病棟,一般病棟,老人保健施設,在宅間の緩和ケア連携の構築―ホスピス医が病院から地域へ―
山極 哲也ほか
越谷市における医療と介護の10年
岡野 昌彦ほか
在宅療養支援研修会に参加した薬剤師に対するアンケート調査
廣谷 芳彦ほか
外来化学療法センターにおける手足症候群に関する検討―薬剤師による内服管理と支持療法の検討―
武田 啓子ほか
調剤薬局薬剤師による高齢者専用賃貸住宅における緩和ケア活動
宇野 達也ほか
開業医および多職種を対象とした在宅医療研修の試行および評価―千葉県柏市における在宅医療推進の取り組み―
吉江 悟ほか
退院・転院時紹介先医療機関向けに交付する栄養治療実施計画書兼栄養治療実施報告書に関する調査
日髙 久美ほか
当科における在宅栄養管理
緑川 靖彦ほか
在宅高齢者の貧血と栄養
近藤 靖子ほか
胃瘻造設患者の急性期病院退院調査にみる栄養管理の動向
和口 秀子ほか
在宅患者の動向からみた看取り困難理由と対応の検討
大原 宏夫ほか
福祉施設にて疼痛緩和に苦慮した1例
高橋 彩子ほか
肛門部痛に対するクモ膜下フェノールブロックの在宅移行への検討―薬剤部調製によるフェノールグリセリンの臨床使用―
林 隼輔ほか
地域連携により在宅療養可能となった悪性関節リウマチの1症例
市原 利晃ほか
高齢者の在宅療養継続の関連要因の検討―病院で在宅支援を受けた後の復帰困難要因の症例対照研究―
大島 浩子ほか
在宅ケアを続ける上で支障となりやすい,せん妄(認知症と間違いやすい)について―精神腫瘍医の立場から(第三報)―
高柳 英夫
後期高齢者の在宅療養継続の障壁となる転倒・骨折と睡眠薬使用のリスク関係の検討
近藤 精二ほか
在宅と福祉施設
市原 利晃ほか
がん治療中の退院,転院支援,調整を行う際壁となる問題―うつ状態の時(精神腫瘍医の立場から,第三報)―
高柳 英夫
認知症を合併したリンパ浮腫患者へのケアを経験して
横山 晶子ほか
当院における在宅神経難病患者支援体制―計画的レスパイト入院システムの構築―
原田 幸子ほか